ウィークリーマンション・マンスリーマンションと民泊の違い

利用目的

マンスリーマンションと民泊の一番の違いは、利用目的です。民泊の利用者のほぼ全員が、観光・旅行目的で民泊を利用します。一方、マンスリーマンションは、ビジネス(出張、単身赴任)、研修・学校、仮住まいなどが目的で利用します。
マンスリーマンションの利用目的

マンスリーマンションの利用目的

 

入居期間

民泊は旅行者が利用するので、入居期間は1週間未満が大多数ですが、マンスリーマンションはビジネスユースが多いので、1週間から3か月くらいの入居期間が多いです。また、ウィークリーマンションは1週間未満の契約はできません。
マンスリーマンションの入居期間

マンスリーマンションの入居期間

 

入居者の属性

民泊は旅行・観光目的なので、外国人のカップルやファミリー(2から4名)の利用が多く、マンスリーマンションは、ビジネスユースなので半数以上が法人利用、個人利用でもほとんどが国内在住の方が出張や仮住まいで利用します。男女比は、当社では女性専用のマンスリーマンションも運営しておりますので、女性の方が割合が多くなっています。
マンスリーマンション利用者属性

マンスリーマンション利用者属性

マンスリーマンション利用者性別

マンスリーマンション利用者性別

運営者

民泊の場合は、個人がマンションを借りて運営を民泊業者に任せるパターンが多いです。ウィークりマンションやマンスリーマンションは、利用する際に運営者と入居者の間で定期借家契約を締結しますので、宅地建物業者である不動産業者が運営者になっているのがほとんどです。

民泊の問題点

旅館業法

一番の問題点は、民泊が日本では比較的新しいサービス、ビジネスモデルのため、法整備が遅れており、ほとんどの民泊が旅館業法に抵触する可能性があることです。
厚生労働省によると、利用期間が短い貸室(生活の本拠ではない)を、不特定多数の人に広告等で募集し(社会性あり)、宿泊料を徴収し利用させることを反復継続して行っている場合は、旅館業の営業許可をとる必要があるとしています。ウィークリーマンション、マンスリーマンションの場合は、1週間以上の利用で(住民票も移せる、生活の本拠)、利用する際は賃貸借契約を締結することで、旅館業法に抵触しないように配慮しています。

生活習慣

民泊利用者のほとんどが1週間未満滞在の外国人旅行者です。旅行に行った際に海外の生活習慣に短期間で慣れるのは非常に困難です。ゴミ捨ての問題など、生活習慣の違いによるトラブルが発生することがありますが、ウィークリーマンション、マンスリーマンションの場合は、基本的には長期間の利用で利用者の9割が日本人なので、そのようなトラブルはほとんどありません。

入居審査

民泊はホテルと同じく入居者の審査を行っておりません。よってどのような職業の方が入居しているのか、基本的にはわかりません。当社で運営しているマンスリーマンションでは、入居申込書に勤務先などを詳しく記入していただき、それをもとに問題がないか入居審査を行います。審査をすることで入居者の属性によるトラブル発生のリスクを民泊に比べると低く抑えることができます。場合によっては、入居をお断りすることもあります。

当社が運営しているマンスリーマンション、
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